ベイビー・ドライバー


深夜3時過ぎ、寝室で眠る同居人に遠慮しながら、噛むとものすごく大きな音がする南部せんべいを食べ始めたところだ。我ながらうるせえ。バリボリ音を立てながら、先週見た映画「ベイビー・ドライバー」のことを書く。

もともとはロッキンオンのサイトで、ジョンスペやベックがサントラに使われていると紹介されていて興味を持った。音楽や映像がお洒落な、例えば「パルプ・フィクション」みたいな映画かなと思っていたのだが、お洒落なだけじゃなく、もっとちゃんと中身のある映画だった。もちろんパルプ・フィクションはあえて中身のない感じにしたのだろうけど。

音楽の使い方や映像のセンスが妙に気持ちよくって、なんでだろうと思っていたら、監督が同い年とのことで、ちょっと納得する。王道過ぎずB級過ぎない選曲とか、音楽と映像をリンクさせつつ適度に荒い編集とか、気持ちいいと思うツボが世代的に近いのかもしれない。そして、公式が出しているにも関わらず、下の動画のサムネイルが異様にダサいのは何故だ。


自動車にはまったく興味がなく、車種も「国産」「外車」ぐらいしか見分けがつかないのだが、自動車の映画はわりと好きだったりする。この「ベイビー・ドライバー」しかり、「トランスポーター」「ミニミニ大作戦」「マッドマックス 怒りのデスロード」などなど。最後のは違うか。