オリンピックも見る


最近、あまり地上波テレビを見なくなったが、パリ・オリンピックはよく見た。今回は、あんなに好きだった陸上競技をあまり見ず、男子バスケとスポーツクライミングをよく見た。

バスケはともかく、スポーツクライミングはまったく知らなかったのだが、見始めると面白く、男子も女子も、スピードもボルダー&リードも見た。見るまでは、そもそもクライミングにそんな種類があることも知らなかったのだが。

クライミングで面白いと感じたのは、「ゲーム性が高い」ということだ。ボルダーの場合、ここまで登ったら5ポイント/10ポイント/25ポイントと加算され、それぞれ挑戦した回数によって0.1ポイントずつ減らされる。男女ともに、日本人選手がメダルにからむ立ち位置だったので、「あと何点で銅メダルかー」などと計算しながら見る。

最近オリンピックに採用されるBスポーツ系は、わりと曖昧な採点競技が多い。「あれ?そっちの勝ち?」みたいな。そんななか、クライミングの点数制ははっきり決着がつき、非常に分かりやすかった。

銀メダルの安楽選手、4位の森選手は、それぞれ17歳、20歳と若い。二人とも、筋肉でグイグイと登っていくのではなく、バランスを取りながらすいすいと登っていくタイプだった。そんな新しい才能に驚き、そして納得の表情を浮かべる旧世代もまた、良かった。

フジロックを見る


もう2週間ほど前になるが、フジロックの配信をたくさん見た。良かったのは、betcover!!、菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール、ジーザス&メリーチェイン、ラスト・ディナー・パーティー、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、HIROKO YAMAMURA。えーっと、みんな名前が長いよ。

ぺぺ・トルメント・アスカラールは、スペイン語で「色男/拷問/砂糖漬け」という意味らしい。なんだそのカッコいい名前はと思ったのだが、聴いてみると、まったくその通りの音楽だった。いやあ、色男で拷問で砂糖漬けだよなあ。

ベテランと若手がバランスよく良かったのが今回の特徴で、フジロックが完全に熟したんだな、と感じる。特にジーザス&メリーチェインが、ここにきてこれまでで最高と思わせるライブを披露したのには驚いた。ラストの曲「Reverence」で、いやに長いイントロからの「i wanna die !!」連発。へたくそでだらしなくて初老で、めちゃくちゃカッコよかった。

クリエイターズマーケット、ありがとうございました


12月9日,10日と、名古屋クリエイターズマーケット vol.49 に出展しました。ご覧いただいた皆さん、ありがとうございました。

クリエイターズマーケットは一年半ぶりと、ちょっと久しぶりの参加でした。ギャラリーブースで出展したのですが、広くて展示がしやすくていいですね。まあそのぶん高いのですが。

クリマ、今回もお客さんがいっぱいで大盛況でした。そのお客さんがこっちのブースまで来てくれたか、というとそういうわけではなくw、通常運転な感じでした。でもそんな中でも見に来ていただいた皆さん、購入いただいた皆さん、ありがとうございます。たいへん励みになっています。
新しく出展した手製本「アンセルムおじさんの遺品」は、近々オンラインショップで販売もしますので、しばらくお待ちくださいね。

次回も出展する予定ですので、よろしくお願いします。