笑いとお色気と仄暗さ


一年ぐらい前から、Instagram に少しずつ絵を掲載している。「小さな声が響く部屋」シリーズの場合は描かれた人物についての説明を、「記憶の印象派」シリーズの場合はその絵にまつわるエピソードを書き添えることが多い。昨日掲載した「魔女の住む森」という絵に添えた文はこうだった。

どうも私は、魔女とか魔物とか魔法とか、「魔」という言葉に対する憧れがあるようだ。でも「ドロロンえん魔くん」はそんなに好きじゃない。

これを見てくれた方から「えん魔くんのことを調べてみた」という趣旨のコメントをいただき、なるほど、知らない人もいるよな、かなり古いアニメだもんな、とか思ったわけだが、そういう自分もそんなに知っているわけではないのだった。
えん魔くんの放送期間は自分が生まれる前だから、おそらく再放送で見たのだろう。ストーリーや設定は全然憶えていないけど、シャポじいだのカパエルだのといった変なキャラクター達のドタバタと、雪子姫のお色気シーンと、あと全体に漂う妙な仄暗さが印象に残っている。あれ、笑いとお色気と仄暗さって、それずいぶん俺好みの作品じゃないか。自分の原点として、ちゃんと見直した方が良いのではないか。そうでもないか。

ところでウィキペディアによると、主人公のえん魔くんは閻魔大王の甥だという。息子じゃないところが渋い。

小冊子「小さな声が響く部屋」配布のお知らせ


小冊子「小さな声が響く部屋」を作りました。
モノクロで28ページ、B7サイズの小さな手製本です。

イベント等で無料配布しておりますが、郵送も承っております。
郵送ご希望の方は、メールにてご連絡ください。

メール送付先:
info@miyakkd.com
件名を「小冊子希望」として、送付先住所、お名前をご連絡ください。

また、web shop でグッズをお買上げの方にも無料でお付けしています。
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声が古い


年が明けて一ヶ月、宝塚に「ポーの一族」を見に行ったり、文学フリマに行ったりと、それなりに文化的な日々を過ごしていたのだが、それらは全部すっ飛ばして、先週久しぶりにカラオケに行き昼間から5時間だらだらと歌い続け、そのあと回転寿司を食べて帰るという、マイルドヤンキーのような休日を過ごしたことを書く。

普段聴いている音楽とカラオケで歌える歌が違う、というのはよくあることだと思うが、子供のころから声が低い私は、いわゆるロックナンバーがほとんど歌えない。サビになるとたいてい音程が高くて声が出ないのだ。メロコアはほとんど駄目でBOOWYあたりでも厳しいのに、ゲスの極みとかセカオワとか、最近の奴らは歌い出しから声が甲高くて困る。80年代のポップスでもちょっと厳しくて、結局いけるのは、70年代のフォークと歌謡曲。とりわけ布施明と尾崎紀世彦が一番得意で、歌っていても気持ちいいのだった。

無理を承知でAlexandrosのワタリドリを歌ってみたら、Bメロで早くも裏声、サビでは超音波のようになり、なんとか歌い終えるとサウナのあとのように頭がスッキリした。みんなも歌ってみるといいよ。