本作りにハマる


もう2週間前になってしまいましたが、9月9日、文学フリマ大阪に出展しました。文学フリマに参加するのは初めてなのでちょっと緊張していましたが、なんのことはない(あるか)、本の売れ行きも好調で非常に楽しく過ごせました。ありがとうございました。

というわけで、最近、本づくりにハマっている。いまのところ、自作の絵と文を用意し自宅PCでレイアウトして自宅プリンタで刷り、自分でホチキス留めや糸で縫うなどして製本するという家内制手工業状態だ。いろいろ思い通りに行かず四苦八苦する日々だが、ああだこうだと試行錯誤するのもまた楽しい。

本づくりの工程が1から10まであるとして、なるべく最初から最後まで関わることによって、自分っぽい本になるのではないか。そんな単純な発想だが、実際、自分で手を動かすことによって、次はこうしようとかこんなこともできるなとか、新しいアイデアが湧いてくる。結果、自分の首を絞めるのですね。

その結果がこれ、というわけで、文学フリマで売り切れた『小さな声が響く部屋』カラー版、少し増刷しました。文庫本サイズ、40ページの糸とじ手製本、英訳付き。600円です。WEB SHOP からどうぞ。メールやDMでご連絡いただければ、個別に対応もいたしますので、どうぞよろしく。