鬱々から淡々へ


おうちで過ごそう、と言われなくても普段から家にいる。そのため生活は変わらないはずなのだが、テレビやネットからなんだか不安な空気を感じてしまい、鬱々と過ごす日々だ。そんな中、自宅マンションの大規模修繕が始まり、足場を組んだりドリルで穴を開けたりと連日けたたましい音が響く。作業員たちは妙に仲がよくて、よく冗談を言っては笑っている。彼らも不安だろうに、一生懸命普通を装って仕事に励んでいるのだろうと、少し心が慰められる。

淡々と、いまできることをしよう、ということで、web通販に新商品をアップしました。曰く有りげな商品ばかり扱う「アンセルム商会の奇妙な商品目録」と、小さな声が響く部屋シリーズ第2弾の「千年前から朽ちた城」です。家活動のお供にどうぞ。

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近々、原画の販売もしたい。積んであった本を読み、録りためてあった映画も見よう。そして新しい小冊子も作りたい。静かに、そして淡々と。