■もう2週間ほど前になるが、フジロックの配信をたくさん見た。良かったのは、betcover!!、菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール、ジーザス&メリーチェイン、ラスト・ディナー・パーティー、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、HIROKO YAMAMURA。えーっと、みんな名前が長いよ。
ぺぺ・トルメント・アスカラールは、スペイン語で「色男/拷問/砂糖漬け」という意味らしい。なんだそのカッコいい名前はと思ったのだが、聴いてみると、まったくその通りの音楽だった。いやあ、色男で拷問で砂糖漬けだよなあ。
■ベテランと若手がバランスよく良かったのが今回の特徴で、フジロックが完全に熟したんだな、と感じる。特にジーザス&メリーチェインが、ここにきてこれまでで最高と思わせるライブを披露したのには驚いた。ラストの曲「Reverence」で、いやに長いイントロからの「i wanna die !!」連発。へたくそでだらしなくて初老で、めちゃくちゃカッコよかった。