ひさしぶりに映画を見に行く


写真は御所の猫。近づくと、ちょっと嫌そうにニャーニャーと鳴いた。

日曜、映画「音楽」を見に出町座へ。出町商店街には思っていたより沢山の人が歩いていて、映画も満杯だったので驚く。
「音楽」はとてもいい映画だった。3人で楽器を鳴らした瞬間の「ドン!」という音、それだけですべてが分かったような気になる。そんな瞬間、俺にもあったよね。

帰ったら小池百合子が圧勝していた。

どうにもできない日々


minne(ミンネ)でも小冊子の販売をはじめました。よろしくお願いします。
minne.com/@miyakkd

たくさん本を読んだり映画を見たり、あるいは絵を描いたり文章を書いたり、できる時間は山ほどあるのに、どうにもできない。コロナウイルスによる世界の見通しの立たなさに、真綿で首を絞められているような気分になり、生産的なことが手につかない。
仕方無しにテレビを見ていると、ワイドショーなどでのリモートディスプレイの使い方が、日に日にこなれていくのが面白い。スタジオにいる司会者とサイズをあわせたディスプレイをテーブルの端に寄せて設置すると、さもそこにコメンテーターが座っているかのように見える。コロナ後もこれでいいんじゃないか。さて、その「コロナ後」はいつになるのか。

GEZANのCDが届く。すごい。強力に効いた。

鬱々から淡々へ


おうちで過ごそう、と言われなくても普段から家にいる。そのため生活は変わらないはずなのだが、テレビやネットからなんだか不安な空気を感じてしまい、鬱々と過ごす日々だ。そんな中、自宅マンションの大規模修繕が始まり、足場を組んだりドリルで穴を開けたりと連日けたたましい音が響く。作業員たちは妙に仲がよくて、よく冗談を言っては笑っている。彼らも不安だろうに、一生懸命普通を装って仕事に励んでいるのだろうと、少し心が慰められる。

淡々と、いまできることをしよう、ということで、web通販に新商品をアップしました。曰く有りげな商品ばかり扱う「アンセルム商会の奇妙な商品目録」と、小さな声が響く部屋シリーズ第2弾の「千年前から朽ちた城」です。家活動のお供にどうぞ。

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近々、原画の販売もしたい。積んであった本を読み、録りためてあった映画も見よう。そして新しい小冊子も作りたい。静かに、そして淡々と。